ゼノンとノエルいる世界は所謂「剣と魔法の世界の少し未来」
かつては魔術師が世界中にいて活躍していたけど、機関車や自動車、ラジオや銃等様々な発明により文明が発達して魔法を使わずとも生活が豊かになり、魔術師が姿を消していった時代
消していったというか、消えて長い時間が経ってた
ゼノン達の暮らすギルタス皇国はその発展の最先端を進む国
魔法や魔法により産み出された「魔物」等の通称「古物(エンシャント)」絡む犯罪に対処する「古物対策科」がゼノンの所属だけど、場末の部署であった
しかし恐竜種族「プロトリザーディア」が暴れた事件を発端に魔法絡みの犯罪が起き始め、ゼノンとノエルが立ち向かっていく
この世界には獣人が暮らしており、犬や猫等の哺乳類は「ビースティア」鳥類は「バーディア」爬虫類は「リザーディア」と呼ばれる
かつて滅んだと言われていたが、地下世界で生き延びていた恐竜種族、恐竜形態への変身能力を持つ者もいるがごく僅か
魔術師と手を組み地上への復帰のために行動を始める
魔法を使えるだけの魔力と、魔術に関する知識を持ち使える人間の総称
魔術が廃れて久しいため定義が曖昧になっており、高い魔力の持ち主や魔法の知識を持つだけの人もこう呼称されることがある
人が持つ魔力の起こす超自然現象の総称が「魔法」
その魔法を自在に望み通りの現象を起こせるように魔方陣や呪文等を体系化した学問が「魔術」である
魔術を用いず偶発的に人間により引き起こされた魔法、魔力をコントロールする手法が確立されていない段階で発生した魔法現象のほとんどがこれで、魔力を持つ人間が死に瀕した時の強い感情が引き金となることが殆どで霊化や不完全な蘇生も発生する
小火器が致命傷となり辛く、大型の火器が使えない市街地で使うための対エンシャント武装
内蔵されたボイラーの熱で刀身を熱して威力を上げる事が出来るが熱の対策をしないと使用者も火傷しかねない
ゼノンの上着の右腕だけ長袖で手袋をしているのもそのため